韓国の猟奇殺人事件の調査を記録した衝撃映像 「トンソン荘事件の記録」公開決定

殺人事件の一部始終が収められたビデオに映った“あるもの”を追って、取材班が調査をする過程をフェイクドキュメンタリーとして描いた映画「トンソン荘事件の記録」が、2023年10月27日より劇場公開されることが決まった。

1992年、釜山の旅館「トンソン荘」で殺人事件が起きた。旅館のアルバイトの男が恋人を連れ込み、隠しカメラで部屋の様子を撮影。しかし、男はその部屋で恋人を殺害してしまう。逮捕された男は、心神耗弱による無罪を主張したが、判決は無期懲役。そして、仮釈放の1年前に自ら命を絶った。その殺害の一部始終が収められたビデオは、その残虐性から当局によって封印された。しかし、検事の間で話題になったのは、殺害の様子ではなく部屋の鏡に映っていたものだった。それは、男でも恋人でもなく、そこにいるはずのない何かの姿。取材班は、その真相を突き止めるべく調査を開始し、その様子を記録映画として撮影する。

公開された特報映像では、「韓国検察庁によって封印された門外不出の禁断映像、ついに解禁」というメッセージから始まる。30年前に旅館トンソン荘で起きた殺人事件の犯人が残したビデオに映ったいるはずのない“何か”をめぐる恐怖が収められている。

【作品情報】
トンソン荘事件の記録
2023年10月27日(金)より、シネマート新宿・心斎橋ほか全国ロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
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