アストロズ・バルデスがノーヒッター達成 球団史上16度目の快挙

【ガーディアンズ0-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

トレード期限最終日となった日本時間8月2日、アストロズはメッツからジャスティン・バーランダーを獲得したが、左腕フランバー・バルデスが「エースは俺だ」と言わんばかりの快投を見せ、ガーディアンズを相手に球団史上16度目となるノーヒッターを達成した。今季のノーヒッターはヤンキースのドミンゴ・ヘルマン(完全試合)、タイガース(継投)に続いて3度目。アストロズでは昨年のワールドシリーズ第4戦(継投)以来の快挙となった。

ガーディアンズが有望株ギャビン・ウィリアムス、アストロズがバルデスの先発で始まった一戦は、アストロズが3回裏にカイル・タッカーのタイムリーで2点を先制。それ以降、アストロズに得点は生まれず、バルデスのノーヒッターに関心が集まっていった。バルデスが許した走者は5回表先頭のオスカー・ゴンザレスに与えた四球の1人だけ。しかも、この走者は併殺打に仕留めており、わずか93球、打者27人で達成した「準完全試合」となった。

アストロズのノーヒッターは昨年のワールドシリーズ第4戦以来だが、レギュラーシーズンでは昨年6月25日(現地時間)のヤンキース戦以来。ただし、この試合も継投でのノーヒッター達成であり、個人でのノーヒッターは2019年9月1日(現地時間)のブルージェイズ戦でバーランダーが達成して以来となった。そのバーランダーのチーム復帰が決まった日にバルデスが奪三振7、与四球1の好投でノーヒッターを達成。不思議な縁を感じさせる快挙達成だった。

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