ミランが売却交渉進めるも…メシアスはトルコ行きを望まず

[写真:Getty Images]

ミランのブラジル人MFジュニオール・メシアス(31)は、トルコ行きを拒否しているようだ。

今夏の移籍市場でイタリア代表MFサンドロ・トナーリをニューカッスルへ売却した一方、アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ、スイス代表FWノア・オカフォー、ナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼら多くの選手を獲得しているミラン。現在は収支バランスを整える必要から、選手の放出も進める構えだ。

そんな中、クラブはチーム内での序列低下が確実視されるメシアスの売却に着手。選手にはベシクタシュが強い関心を示しており、両クラブは今週末にも買い取りオプションの付随したレンタル移籍で合意に至る見込みと伝えられていた。

しかし、イタリア『カルチョメルカート』のダニエレ・ロンゴ記者によると、メシアスはベシクタシュ行きを拒否する構えとのこと。イタリアでのプレー続行を望む選手は、いかなる条件にも「ノー」を突き付ける考えだという。

メシアスにはトリノも関心を寄せており、移籍金200万~300万ユーロ(約3億1000万〜4億6000万円)のオファーを準備。ミランはこの金額に不満を感じているものの、選手がトルコ行きを完全に拒否した場合は、売却に踏み切る可能性もある。

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