新江ノ島水族館 給餌用バケツも猛暑仕様に 保冷性高いステンレス製

飼育スタッフの腰に着いているステンレス製の給餌用バケツ(新江ノ島水族館提供)

 新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)が今夏から、イルカショーなどで飼育スタッフが使用する給餌用バケツをプラスチック製から保冷性の高いステンレス製に切り替えている。猛暑の中でも餌の鮮度が保たれ、プラスチックごみの削減にもつながるSDGs(持続可能な開発目標)に合致した取り組みだ。

 給餌用バケツはショーやトレーニングで動物にご褒美の魚を与えるため飼育スタッフが腰に着けている容器。同館は従来、軽量で加工しやすいプラスチック製を使用してきた。しかし、餌の鮮度維持による動物の健康管理やプラスチックごみの削減の両面からステンレス製導入の検討を進めていた。

© 株式会社神奈川新聞社