気象庁によりますと、大型で非常に強い台風第6号は、2日午前10時には久米島の南にあって、1時間におよそ10キロの速さで西北西へ進んでいます。
中心の気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心の東側280キロ以内と西側220キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
台風は、非常に強い勢力を維持したまま、3日にかけて西北西に進んだ後、東シナ海で速度が遅くなる見込みです。
沖縄地方や奄美地方では、4日以降も大荒れや荒れた天気となり、台風の影響が長引くおそれがあります。
沖縄地方では、3日にかけて暴風や高潮、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、4日にかけて高波に厳重に警戒してください。
奄美地方では、2日は高波に厳重に警戒し、暴風に警戒してください。