アメリカ軍機から機銃掃射を受けた列車の悲劇…犠牲者40人以上を追悼

戦争末期、三重県亀山市で列車がアメリカ軍の銃撃を受け、多くの犠牲者を出した日から78年となる2日、追悼法要が行われました。

終戦間近の1945年8月2日、亀山から鳥羽へ向かう列車が出発直後にアメリカ軍機の機銃掃射を受け、乗客ら40人以上が死亡したと伝えられています。

2日の法要には乗客の遺族や近隣住民ら40人あまりが参加し、犠牲者をしのびました。遺族の高齢化が進む中、地元有志らで作る「戦争遺跡に平和を学ぶ亀山の会」と市の教育委員会は、空襲に関する証言などを録画したデジタル教材を作成。すでに亀山市立の一部の小学校で使われているということです。

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