稲村亜美(27)が初挑戦 都でも解禁の2人乗りタンデム自転車「距離が縮まる感じがして楽しい」

“神スイング”で話題となり、スポーツ番組やCMなどマルチで活躍するタレントの稲村亜美(27)が30日、東京都が進めるプロジェクト『GRAND CYCLE TOKYO』のアンバサダーとして都内の子ども自転車教室に参加した。

同プロジェクトは元々、環境に優しく健康にも良い自転車をさらに身近なものとするために2022年にスタート。自転車ロードレースや都民参加型イベントを開催するほか、自転車の活用促進・安全啓発を図るために都内区市町村の事業とも連携していく。中でも『GRAND CYCLE TOKYO CARAVAN』は自転車に乗る楽しさを知ってもらい、自転車を好きになってもらうことを目的とした活動になる。

自転車教室に参加した子どもと稲村亜美
紙芝居形式で交通ルールなどを教えるブラッキー中島隆章さん(右)と稲村(左)

■自転車教室で全力サポート 「“子どもが乗れる瞬間”に立ち会えた」

今回稲村が『GRAND CYCLE TOKYO CARAVAN』の一環として参加した子ども自転車教室が行われたのは、東京・八王子市にある東浅川交通公園。街中の道路や信号機などがミニサイズで再現され、安全に交通ルールやマナーを学ぶことができると地元でも人気の公園だ。

この日はこれから自転車の乗り方を覚える子どもや、まだ乗り始めたばかりの子どもを対象に、ヨーロッパ発祥の子ども向け自転車教室『ウィーラースクールジャパン』代表のブラッキー中島隆章さんと、自転車ロード競技・元日本代表の中島康晴さんが講師となって様々なカリキュラムを実践。参加した子どもたちにとっては自転車の乗り方だけでなく交通ルールやマナー、ヘルメットやグローブの着用方法など、安全に乗車するためのテクニックを楽しみながら学ぶ機会となった。

『GRAND CYCLE TOKYO』のアンバサダーである稲村は、中島さんたちと共に子どもたちの練習をサポート。1時間半ほどのイベントながら早いうちから子どもたちと仲良くなり、名前を呼んで応援する様子や、うまく乗ることができた子どもたちとハイタッチする姿などが多く見られた。中島康晴さんからも「元選手かって思うくらい教え方が上手だった」と称賛の言葉を受け取っていた。

「大人になるとゴルフで人脈が広がるように、子どもの頃は自転車で輪が広がると思うんです。私自身もこうしたイベントに参加できること自体が楽しいですし、何より子どもたちの“乗れる瞬間”に立ち会えたのがとてもうれしかったですね。改めて自転車って楽しいなと感じました」

タンデム自転車で公園内を周回する稲村と自転車ロード競技・元日本代表の中島康晴さん(左)
タンデム自転車で公園内を周回する稲村と自転車ロード競技・元日本代表の中島康晴さん(左)

■タンデム自転車に初挑戦 「距離が縮まる感じがして楽しい」

稲村はこの日、サドルとペダルが前後それぞれに備わった『タンデム自転車』のデモンストレーションにも挑戦。2人乗り専用のため1人で自転車に乗ることができない視覚障害者らの利用にもつながると期待されているタンデム自転車は、7月1日から東京都でも公道走行が認められ、晴れて全国でその姿を見ることができるようになった。

稲村は中島康晴さんと共にタンデム自転車で公園内を周回。その魅力と初めて乗った感想を笑顔で語った。

「乗る前はやっぱり難しいのかなと思っていたんですが、意外と普通の自転車と同じ感覚で乗れました。2人乗りということで会話もしやすく、距離が縮まる感じがして楽しいです。体に不自由がある方も安心して乗れると思います」

『GRAND CYCLE TOKYO』
GRAND CYCLE TOKYO CARAVAN

GRAND CYCLE TOKYO

GRAND CYCLE TOKYO公式YouTube

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