経済産業省が8月2日発表した7月31日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査から1円90銭高い176円70銭だった。値上がりは11週連続で、2008年8月以来約15年ぶりの高値。政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響いた。お盆を控え、帰省を検討中の人にとっては大きな痛手になりそうだ。
福井県のレギュラーガソリン1リットル当たりの価格は、前週より1円70銭高い179円80銭、ハイオクは1円60銭上がり191円。灯油は、店頭18リットル（一般的なタンク1個分）当たりで26円上がり2176円だった。
軽油の全国平均価格は1リットル当たり1円90銭高い156円30銭だった。灯油は18リットル当たり23円高い2096円。
レギュラーガソリン価格は都道府県別では46都道府県で値上がりし、1県で値下がりした。最も高かったのは長野県の186円40銭（前週比2円20銭値上がり）、最安値は岩手県で、171円90銭（同2円50銭値上がり）だった。
ガソリンの最新価格（都道府県別一覧）
軽油、灯油の最新価格（都道府県別）
※ いずれも消費税込みの現金価格
