カイセド獲得に苦戦中のチェルシー、リーズのアメリカ代表MFをリストアップか

[写真:Getty Images]

チェルシーがリーズ・ユナイテッドのアメリカ代表MFタイラー・アダムス(24)の獲得を検討しているようだ。

今夏にイングランド代表MFメイソン・マウントやフランス代表MFエンゴロ・カンテ、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチら多くの中盤の選手が退団したチェルシー。マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、手薄となった中盤の強化を望んでいる。

クラブはかねてよりブライトン&ホーヴ・アルビオンに所属するエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)の獲得を狙っていたが、クラブ間交渉は難航。3度目となる移籍金8000万ポンド(約142億5000万円)のオファーも断られ、以降は進展のない状況が続いている。

イギリス『デイリー・メール』によると、クラブは引き続きカイセドの獲得を模索しながらもアダムスをリストアップ。来週末に迫ったプレミアリーグ開幕を前に、中盤の確保を目指している。

アダムスはリーズとの契約を2027年夏まで残す一方で、2000万ポンド(36億4000万円)の契約解除条項が存在する模様。ただし、現在は今年3月に負ったハムストリングの負傷からのリハビリ段階にあり、仮に獲得してもしばらくは起用が難しくなると見られている。

なお、チェルシーはアダムスのほか、アヤックスのメキシコ代表MFエドソン・アルバレス(25)やセルタのU-21スペイン代表MFガブリ・ベイガ(21)にも目を向けており、今後どのクラブと本格的な交渉に入るかが注目されている。

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