シーズン移行案、本格検討へ Jリーグ、今月下旬から

 Jリーグは2日、開幕時期を2月から8月ごろに変更するシーズン移行案について今月下旬の実行委員会、理事会から本格的な検討に入る方針を示した。これまではフットボール、事業・マーケティングなど四つの分科会を設けて検証を進めてきた。各分科会は17日までに3回ずつの話し合いを終える予定で、以降は各分野の課題や論点を統合した議論に移る。

 経過報告の中ではJ1の総走行距離やスプリント数が夏場に低下する月別データなどが示された。樋口順也フットボール本部長は「単純に(2月に)シーズンが始まって疲れているだけ、という話もある」として、夏に開幕する欧州主要リーグの数値なども今後確認するという。

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