バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレの獲得が確定的となったパリ・サンジェルマン(PSG)だが、その裏では1人の選手の獲得を諦めざるを得なかったようだ。
フランス『ル・パリジャン』によれば、今夏獲得に動いていたポルトガル代表MFベルナルド・シウバ(28)に関して、正式に獲得を断念したという。
昨夏もPSGへの移籍が噂されていたベルナルド・シウバ。スポーツアドバイザーのルイス・カンポス氏は、モナコ時代のベルナルド・シウバを知っており、PSGに連れてこようと画策していた。
しかし、マンチェスター・シティはベルナルド・シウバを売却する意思がなく、売りに出さないことを明言。PSGは獲得を望んだものの、時間の無駄遣いを避けたいと考え、ベルナルド・シウバを諦めたようだ。
シティは、アルジェリア代表MFリヤド・マフレズがサウジアラビアのアル・アハリへと完全移籍。プレーメーカーを失ったことで、ベルナルド・シウバの重要度が更に増したことも影響している。
タイプは異なるが、PSGはこのこともありデンベレを確保。バルセロナのチャビ・エルナンデス監督も移籍を認めており、公式発表を待つだけとなっている。
ベルナルド・シウバはジャパンツアーにも帯同し、好パフォーマンスを見せていたが、新シーズンもシティの一員として輝き放つことになりそうだ。
