今夏リバプール加入のソボスライ、移籍直前の心境明かす「噂は知っていたから、毎日代理人に確認した」

[写真:Getty Images]

リバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライが、移籍当時の心境を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

今年7月に、移籍金6000万ポンド(約110億円)でRBライプツィヒからリバプールへの加入が発表されたソボスライ。レジェンドであるスティーブン・ジェラード氏がかつて着用した背番号「8」を背負うことも発表され、クラブやファンから大きな期待が寄せられている。

現在は、リバプールのシンガポールツアーに帯同しているソボスライ。クラブのインタビューに応じた際、移籍前の出来事を振り返り、自身も直前までリバプールの関心を知らなかったと明かしている。

「僕たちは代理人、父、そして僕で物事を決めている。誰かが1人で何かを決めることは決してない。それは、どんな出来事かに関係なくね。僕たちは常に、3人で何かを決めるんだ」

「代理人がWhatsAppのグループに、リバプールからの関心について書き込んだ。 僕はそのとき休暇中で、父は別の用事をしていて、代理人も違う場所にいたんだ。だから、グループ通話をしたよ」

「僕の代理人は何かが決まるまで、積極的に話をしたがらない。僕のところに来て『もしかしたら可能かもしれない』とは言わないんだ。彼が僕のところに来るのは、それが近づき、僕に何らかの決断をしてほしいときだけだ。そして、リバプール移籍のときも電話がかかってきて、全てが片付いたよ」

「ただ、もちろん噂は見ていたから、毎日代理人に確認はしていたよ。『何かあったの?』とね。彼は『心配しないで待っていてほしい』と言ってきた。そして、重要なことは3日間ですべて起こったんだ」

また、ソボスライはリバプールのさまざまな要素を称えつつ、特にユルゲン・クロップ監督の存在の大きさを強調。エネルギッシュな指揮官が、良い影響を与えてくれていると語った。

「これまで多くのスタジアムでプレーしてきたけど、アンフィールドは僕がこれまでプレーした中で最高のスタジアムの1つだったよ。ファンは信じられないほど素晴らしく、それは選手たちも同様だった。そして監督だ。彼の欲望はクレイジーで、僕はそれが好きなんだ」

「監督はナイスガイであり、性格も素晴らしい。ピッチの横で感じるエネルギーは、まるで僕たち選手と一緒にプレーしてくれているような感じだ。時々、彼はピッチ上を走ってタックルするんじゃないかとも思わせてくれるくらいだね」

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