「ダウンバーストの可能性が高い」高山の突風被害 風速35メートルと推定

1日午後3時頃、岐阜県高山市の「道の駅ひだ朝日村」やその周辺で木が倒れたり、倉庫が倒れるなどの被害が出ました。

その突風について2日、岐阜地方気象台の職員が住民から聞き取り調査を行うなど、現地で調査を行いました。

その結果、渦を巻いた漏斗(ろうと)状の雲がなかったことや、時間が1分から10分と短かったことなどから、突風は「ダウンバーストの可能性が高い」と判断されました。

ダウンバーストは、活発な積乱雲から吹き降り、面的に被害が広がる突風です。被害の様子から風速は35メートルと推定されるということです。

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