勇壮な武者灯籠、観客熱狂 青森ねぶた祭、活気再び

4年ぶりに通常開催された「青森ねぶた祭」で、ずらりと並んだ色鮮やかな武者灯籠=2日夕、青森市

 極彩色の巨大な武者灯籠が宵闇を照らす「青森ねぶた祭」が2日、青森市で開幕した。浴衣姿の踊り手「ハネト」が「ラッセラー」のかけ声とともに躍動し、北国の夏を熱気が包んだ。今年は新型コロナウイルス対策の参加制限がなくなり、4年ぶりの通常開催。期間中は23台の大型ねぶたが練り歩く。7日まで。

 午後7時過ぎ、市内中心部の大通りに勇壮なねぶたがずらりと並び、祭りが始まった。幅9メートル、高さ5メートル、重さ4トンにもなる大型ねぶたが沿道ぎりぎりまで迫り、観客は大興奮。きらびやかな装飾をまとったハネト衆は、活気あるおはやしに合わせて力いっぱい跳びはねた。

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