住民側「公の施設」主張 道側は訴え不適法と反論 百年記念塔解体差し止め 控訴審初弁論

札幌高裁

 道が進める北海道百年記念塔(札幌市厚別区)の解体は違法だとして、道内の住民32人が道を相手取り、解体の差し止めを求めた行政訴訟の控訴審第1回口頭弁論が2日、札幌高裁(佐久間健吉裁判長)であった。住民側は訴えを却下した一審札幌地裁判決の取り消しを、道側は控訴棄却をそれぞれ求めて即日結審した。判決は9月25日。

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