穀物合意離脱、ロシアは再考を 日ウガンダ外相会談

訪問先のウガンダでオドンゴ外相(右)と握手する林外相=2日(外務省提供)

 林芳正外相は2日、訪問先のウガンダでオドンゴ外相と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻を巡り意見交換し、国際秩序の維持に向けた協力を確認。ウクライナ産穀物輸出合意を離脱したロシアに対し、再考を求める立場を共有した。

 ウガンダは、軍事面などでロシアと一定の協力関係を維持している。林氏は「ウクライナの公正かつ永続的な平和実現が重要だ」と強調。ロシアの穀物輸出合意離脱について「極めて遺憾で、再開に向けて共に努力したい」と伝えた。

 両氏は、今年12月に予定される「グローバル難民フォーラム」の共同議長国に日本とウガンダが就くことを踏まえ、難民支援に向け協力することで一致した。

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