高校生がますずし作り体験 南砺福野高、地元企業巡る

ますずしを作る生徒=南砺市野尻

 南砺福野高の企業見学バスツアーは2日、南砺市内34事業所で行われ、1年生186人が15グループに分かれて企業を巡った。ますずし製造販売「平ら寿司本舗」(野尻)では、生徒19人が、ますずし作りを体験し、富山の特産品の魅力を理解した。

 生徒たちは、高桑崇営業部長から同社の特徴である四角形のすしについて説明を受け、工場でガラス越しに製造過程を見学した。8月に開設されたばかりの体験教室で、笹の葉を重ねて並べ、マスを四角に切り、酢飯を伸ばした。中村光冶(みつや)さんは「ご飯を均一に並べるのが難しい」と話した。

 安達建設(野田)を訪れた18人は、河川や法面の工事現場で危険箇所などの撮影に活躍するドローンについて学び、実際に飛ばして映像を確認した。

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