南砺平高が優良賞 高校総文・伝統芸能部門 V2逃すも3年連続入賞

「こきりこ」を披露する南砺平高郷土芸能部の部員=7月30日、鹿児島県奄美市内

 7月30日~8月1日に鹿児島県奄美市で開かれた全国高校総合文化祭郷土芸能部門の審査結果が発表され、県代表の南砺平高郷土芸能部は優良賞に選ばれた。昨年に続く「日本一」(最優秀校・文部科学大臣賞)は逃したものの、3年連続で入賞を果たした。

 南砺平の部員33人は30日に出演し「こきりこ」「五箇山追分」「麦屋節」を披露した。胡弓を担当した河口禄耶部長(3年)は「2連覇を実現できず悔しいが、中学から胡弓を学び、6年間で最高の演奏ができた」と話した。

 「伝承芸能」に南砺平など19校、「和太鼓」に33校が出演した。南砺平は2021年度も優良賞だった。今年の伝承芸能の最優秀校には沖縄県八重山農林高が輝いた。

 南砺平高の部員たちは、台風6号の影響で船や飛行機が欠航しているため、現地にとどまっている。5日に富山県に戻る予定。

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