7月の各賞受賞者が決定 エンゼルス・大谷が2ヶ月連続月間MVP

日本時間8月3日、MLB機構は7月の各賞受賞者を発表し、月間最優秀選手は大谷翔平(エンゼルス)とコディ・ベリンジャー(カブス)、月間最優秀投手はタイラー・グラスノー(レイズ)とコービン・バーンズ(ブリュワーズ)、月間最優秀新人はトリストン・カサス(レッドソックス)とフランシスコ・アルバレス(メッツ)、月間最優秀リリーバーはフェリックス・バティースタ(オリオールズ)とデビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)が選出された。大谷の受賞は6月に続いて2ヶ月連続、キャリア通算4度目となった。

7月の大谷は投手として4試合に先発して2勝2敗、防御率4.97、29奪三振、打者として23試合に出場して打率.282、9本塁打、14打点、1盗塁、OPS1.152を記録。7月のハイライトとなったのは日本時間28日のタイガースとのダブルヘッダーで、第1試合で1安打完封、第2試合で2本塁打と圧巻のパフォーマンスを披露した。エンゼルスから選出された直近4度の月間最優秀選手はいずれも大谷が受賞しており、大谷以外では2018年9月のマイク・トラウトが最後。2ヶ月連続の受賞は、メジャー全体でも大谷が2021年6月と7月に連続受賞して以来であり、キャリア通算4度の受賞を上回るのは、エンゼルスではトラウト(5度)だけである。

ベリンジャーは26試合に出場して打率.400、8本塁打、24打点、2盗塁、OPS1.122の大活躍を見せ、ドジャース時代の2019年4月に続いてキャリア2度目の受賞。カブスからの選出は2016年8月のクリス・ブライアント以来となった。

グラスノーは6試合に先発して3勝2敗、防御率2.11、51奪三振、バーンズは6試合に先発して4勝1敗、防御率1.85、47奪三振の好成績をマーク。グラスノーはキャリア2度目の受賞、バーンズはキャリア初受賞で、レイズからの選出は昨年8月のドリュー・ラスムッセン以来、ブリュワーズからの選出は2009年5月にトレバー・ホフマン以来である。

カサスは21試合に出場して打率.348、7本塁打、13打点、OPS1.200、アルバレスは20試合に出場して打率.275、8本塁打、16打点、OPS.974とそれぞれ自慢の強打を発揮。ともに月間アウォードを受賞するのは初めてで、レッドソックスからの選出は2021年8月のボビー・ダルベック以来、メッツからの選出は2019年9月のピート・アロンソ以来となった。

バティースタは11試合に登板して3勝0敗8セーブ、防御率0.00、25奪三振、ウィリアムスは12試合に登板して1勝1敗10セーブ、防御率1.54をマーク。バティースタは4月、6月に続いて2ヶ月連続、今季3度目の受賞であり、ウィリアムスは2021年8月以来、こちらもキャリア3度目の受賞となっている。

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