大阪市の地下街に、交流サイト(SNS)で人気のキャラクター「おぱんちゅうさぎ」とコラボしたヒマワリ畑が登場した。涼みながら、ヒマワリやキャラクターの魅力に触れることができる場を用意し、花の消費拡大を狙う。撮影スポットも設け、若者を中心に、SNS上での発信にも期待を寄せる。31日まで。
おぱんちゅうさぎは、けなげだが報われない姿が人気で、SNSの総フォロワー数は90万人を超える。今回は、ヒマワリ約8000本を使用し、おぱんちゅうさぎが日焼けしながらヒマワリを育てる場面などのパネルを並べている。
展示しているのは大阪・梅田の地下街「ホワイティうめだ」。運営会社の大阪地下街(大阪市)は「夏休みの学生を中心に花とキャラクターの一生懸命な姿を見て、季節感や癒やしを感じてほしい」と期待する。
装飾は生花販売大手の日比谷花壇(東京都港区)が担当。今後も同地下街で、クリスマスなどに合わせて季節の花とおぱんちゅうさぎの組み合わせでPRする予定だ。