にぎわい創造業・ゆこゆこ。湯河原温泉「ほたるの宴」へ

湯河原温泉「ほたるの宴」

みなさんは最近、蛍をご覧になりましたか。

水のきれいな場所にしか生息しない蛍。実は、都心からほど近い湯河原温泉で会えるのです。

「ほたるの宴」は、毎年初夏の蛍の発生ピークに合わせて開催されている湯河原温泉のイベント。蛍は会場の「万葉公園」内の“ほたる小屋”で幼虫になるまで飼育され、3月上旬に湯河原小学校の生徒さんたちの手によって放流されるそうです。地域の方に大事に育てられているのですね。

新型コロナウイルス感染拡大防止により2020年、2021年は中止だったため、2022年は3年ぶりの開催に。その間、万葉公園も誰でもお立ち寄りいただける「湯河原温泉場の屋外リビング&ガーデン」としてリニューアルしました。

湯河原温泉場の屋外リビング&ガーデン

この一大イベントにお声がけいただき、ゆこゆこメンバーも22年からお手伝いに参加させていただいています。2023年の今年は2回目の参加でした。

ゆこロコモーションプロジェクト

当社は創業時より、営業マンが実際に現地(宿泊施設)に足を運んで行動力を培ってきました。併せて宿泊施設・温泉地の課題解決のために企画力を日々、磨き上げています。

これらを活かし、全国の各エリアの集客増に向けた“ゆこゆこならでは”の施策検討・実施を図る「ゆこロコモーションプロジェクト(通称:ゆこロコ)」をコロナ禍に立ち上げました。今回の湯河原温泉へのお手伝いも、この「ゆこロコ」プロジェクトの一環として参加しています。

来場者の方には、湯河原温泉をこよなく愛する営業ウーマン新関が立ち寄っていただきたいスポットをご紹介したお手製マップをプレゼント。

〈2022年〉

ゆこゆこ新関お手製「湯河原温泉よりみちガイド2022」#### 〈2023年〉

ゆこゆこ新関お手製「湯河原温泉よりみちガイド2023」

また、かねてより「美」と「健康」事業を中心に世の中の「不」の解消に取り組んでいるファンケルさん。2022年は、免疫の司令塔を活性化する「プラズマ乳酸菌」を配合し、健康な人の免疫機能の維持を助ける「免疫サポート」を。今年は、手元のピント調節力を維持し、目の疲労感を軽減する「えんきん」と、発酵パワーのエイジングケアでとろりと濃密でモチモチとしたしっとりハリつや肌へ導く「ビューティブーケ」を提供いただきました。

ファンケルさんにご協力いただくことにより、蛍を楽しみにご来場された皆さまの健康をサポートできるのではと、この企画が実現されました。

ファンケルさんと連携して健康をサポート

観光協会が運営する「紙ちょうちん」販売ブースも大盛況。「お客様が紙ちょうちんをとても喜んでくださり、お土産にと何個かまとめて買われる方もいましたよ!」とお伝えすると、「自分たちも手探りで準備をしているから、とてもうれしい!」と喜んでいただけました。

湯河原観光協会が運営した「紙ちょうちん」販売ブース

ゆこゆこの法被を見たお客様からも「ゆこゆこ、いつも使ってるよ!」「ゆこゆこ、いつも本を送ってくれてありがとう!」とたくさんのうれしい言葉が飛び交い、ご縁が広がっていきます。イベントの醍醐味の一つは、やはり会話。短い時間ではありますが、交わした言葉が心に刻まれます。

蛍の発生ピークは日没から30分~1時間と言われています。その時間目がけて、来場者の方が多くいらっしゃました。

「思っていたより蛍がたくさん飛んでいてとても綺麗でした!」「ホタルを見られたよ、ありがとう!」と笑顔で手を振り帰っていくお客様。コロナ禍でお客様と接する機会が減ってしまった私たちにとっても、観光客の方々と直接会話できたことは非常に貴重な経験となりました。また、“観光後”のお客様の充実した表情を拝見して、「この笑顔のためにまた頑張ろう」と思いました。皆様の“楽しかった”の笑顔こそが、にぎわい創造業・ゆこゆこの賜物なのだと思います。

「ほたるの宴」を終えて

昨年のイベント終了後、参加したメンバーから「お祭りの印象」や「スタッフとして活動した感想」を集め、観光協会の企画委員会に持ち込んだところ、大変喜んでいただきました。今年はその中から“会場内の順路の表示”など、いくつか取り入れていただきました。(公園入口から、蛍の発生場所までは徒歩で10分ほどかかります。)

今年も、現地に出向いた社員の意見やお客様からよく質問をされた点についての声集めが始まりました。来年のほたるの宴は、さらにブラッシュアップして、より良いものにできるように。ゆこゆこはこれからも、今自分たちに出来ることに積極的に取り組んで参ります。

「ほたるの宴」概要 ※情報は2023年のもの

・開催期間:2023年5月30日(火)~6月14日(水)

・開催時間:19:30~21:00
・会場:万葉公園 蛍テラス

・アクセス:【バス】JR湯河原駅より「奥湯河原行バス」または「不動滝行バス」に乗車、「落合橋」バス停下車(乗車時間 約9分)、徒歩約5分(万葉公園湯河原惣湯 蛍テラスまで)

・主催:(一社)湯河原温泉観光協会

寄稿者 高野亜理沙(たかの・ありさ)ゆこゆこホールディングス㈱広報/温泉ソムリエ

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