高校生の浴衣着付け教室がこのほど唐津東高で行われた。指導したのは唐津市内で呉服店を営む池田聡・優子さん夫妻。着物を通して日本の歴史や文化、礼儀作法を知ってほしいと7年前から始め、市内の中学、高校で延べ1500人の生徒に教えた。
この日は家庭科授業の一環で男女に分かれて帯の種類、結び方、畳み方などを指導。生徒たちは池田さん夫妻の楽しい話を熱心に聞き、互いにアドバイスしながら浴衣に身を包んだ。優子さんは「唐津は着物が似合う城下町。着物姿の家族連れや若者たちの姿でにぎわうのが楽しみ」と笑顔で話した。
(地域リポーター・野﨑きくみ=唐津市)