大阪で「アイス万博」開幕、全国から目移り必至の120種集う

全国のアイスが集まるイベント『アイスクリーム万博 あいぱく』が8月3日から、百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)でスタート。約30ブランド・120種以上ものアイスが勢ぞろいする。

「くりーむ堂」の「みかんボンボン」(880円)は果肉がたっぷり

アイスクリーム評論家・アイスマン福留氏が設立した「日本アイスマニア協会」が厳選した、ご当地ものや最新トレンドのアイスが楽しめるとあって、これまで約360万人が来場した人気イベント。

大阪会場で実演販売されるのは7店舗で、『あいぱく』初登場となる「MARUZEN Tea Roastery」(静岡県)のティージェラートは、焙煎温度別のフレーバー8種から好みをチョイスできるのが魅力の一品。お茶の風味の違いを食べくらべられるダブル(2種・1000円)が人気だという。

静岡「MARUZEN Tea Roastery」のティージェラート(シングル550円・ダブル1000円)

見た目からアイスファンたちの心をくすぐる品が多いのも特徴で、2022年開催時の行列店も参加。フルーツ&ソフトクリームたっぷりの「くりーむ堂」(兵庫県)の「みかんボンボン」(880円)は、みかん3.5個分の果肉がタワーのように積まれ迫力大。「アイスビストロヒライ」(香川県)の「いちご大福ソフト」(850円)は、てっぺんに豪快にのった大福を食べ進めると、あんことソフトクリームの和&洋風ハーモニーを堪能できる。

アイスマン福留氏は「今回は『リスタート』の意味合いもあり、『またあの味を楽しみたい』という人向けにこれまでの人気店も充実しています。1日では食べ切れないと思うので、12日の間にぜひ通っていただきたい」とコメント。

持ち帰り用のカップアイスなども多数そろい、ご当地ものやミルクアイスばかりを集めたコーナーも。近年ブームとなっているレトロ系では、九州の袋かき氷など100円台から気軽に購入できるものもうれしい。同百貨店ウイング館9階催事場にて、8月14日まで開催。営業時間は朝10時〜夜8時(7日は夜7時、最終日は昼3時で閉場)。

取材・文・写真/塩屋薫

『アイスクリーム万博「あいぱく OSAKA」in あべのハルカス近鉄本店』

期間:2023年8月3日(木)~8月14日(月)
時間:10:00~20:00(7日は19:00まで、最終日は15:00閉場)
会場:あべのハルカス近鉄本店・ウイング館9F催事場(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

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