松戸の89歳1000万円被害 息子名乗り「キャッシュカードなくした」 電話de詐欺 

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 千葉県警松戸東署は2日、松戸市の無職男性(89)が現金1千万をだまし取られる電話de詐欺が発生したと発表した。

 同署によると、7月27日午前11時~午後2時5分ごろ、男性の息子を名乗る男らから「職場名義のキャッシュカードがない。立て替えなければならないからお金を貸してほしい」などとうその電話が複数回あった。男性は自宅を訪れた息子の部下をかたる男に現金を手渡した。

 男性が息子に連絡したところ、詐欺と指摘され被害に気付いた。現金を受け取りに来た男は20代ぐらいの身長約170センチ。痩せ形で黒色の短髪。白色のワイシャツを着ていた。

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