メッツ完封負けで借金7 千賀6回途中11安打3失点で6敗目喫す

【メッツ0-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

トレード・デッドラインで複数の主力を放出したメッツは、先発陣の柱的存在となった千賀滉大が自己ワーストの11安打を浴び、6回途中3失点で降板。打線は9安打を放ちながらもチャンスであと1本が出ず、ア・リーグ中地区の最下位に沈むロイヤルズに完封負けを喫して借金7となった。ロイヤルズ先発のコール・ラガンス(アロルディス・チャップマンとのトレードで移籍)は6回7安打8奪三振無失点の好投で3勝目(3敗)をマーク。千賀には6敗目(7勝、防御率3.25)が記録された。

1回表無死1・2塁の先制機を逃したメッツは、その裏に千賀が二死2・3塁のピンチを招き、マイケル・マッシーに2点タイムリー二塁打を浴びて先制点を献上。2回裏には先頭から3連打を浴び、ボビー・ウィットJr.のタイムリーで3点目を失った。メッツが得点を奪えないまま、試合は終盤を迎え、3番手のフィル・ビックフォードが8回裏にドリュー・ウォーターズにダメ押しの5号ソロを被弾。9回表二死満塁のチャンスでジェフ・マクニールがセカンドゴロに倒れ、0対4で完封負けとなった。

千賀は2回までに6安打を浴びて3点を失い、3回裏と4回裏は併殺打を打たせて結果的に3人で抑えたものの、1安打ずつを献上。5回裏も二塁打1本を許し、6回裏にこの試合10本目と11本目のヒットを打たれて二死1・2塁となったところでマウンドを降りた。これまでは日本時間5月12日のレッズ戦での被安打8本が自己ワーストであり、その記録を大幅に更新することに。99球を投げ、奪三振6、与四球2という内容でなんとか3失点に抑えたが、打線の援護がなく、敗戦投手となった。

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