元レアルのマルセロに足を破壊された選手、その後の振る舞いに感激。「人として尊敬」

コパ・リベルタドーレスのアルヘンティノス・ジュニオルス対フルミネンセで、元レアル・マドリーのDFマルセロが退場処分となった。

1-0とホームのアルヘンティノスがリードして迎えた55分のことだった。フルミネンセのマルセロがドリブルでボールを運んだ際、タックルに来たルチアーノ・サンチェスの脛を踏んでしまった。

脛の内側からマルセロの全体重がかかったことからルシアーノ・サンチェスの膝はあらぬ方向へと曲がってしまう。(ショッキングな映像なので閲覧注意)

マルセロはVARでの判定の末に退場処分となり、ショックを受けた表情でピッチを離れていたが、『TyC』によればその後アルヘンティノスのロッカールームを訪れて謝罪をし、連絡を取るための電話番号を交換したそう。

また自身のインスタグラムでは「今日はピッチの中で困難な場面を経験しなければならなかった。誤って同じ仕事をしている仲間を怪我させてしまった」と投稿し、ルシアーノ・サンチェスの回復を祈っている。

なお、ルシアーノ・サンチェスの膝は完全脱臼だと診断され、完治までにはおよそ8~12ヶ月が必要になるとのことだった。

ルシアーノ・サンチェス自身も病院に運ばれてからインタビューに答え、マルセロから真摯なメッセージが来たことを明かしている。

ルシアーノ・サンチェス

「彼は謝罪のメッセージを書いてくれた。このような態度には人となりが表れるものだ。彼が故意に僕を傷つけたわけではないことをはわかっている。

僕は常にサッカー選手として彼を尊敬していたが、今は人間としても彼を尊敬している。責めることは何もない」

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なお、ルシアーノ・サンチェスは今後三週間以内に手術を受け、それから復帰に向けてリハビリを行っていく予定だとのこと。

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