東北文教大(山形市)で7月31日、留学生が浴衣の着付けなど、日本文化に触れる体験事業が行われた。涼しげな浴衣に身を包み、記念撮影などを楽しんだ。
同大留学生別科生と短期交換留学プログラムで訪れている韓国や台湾、中国の留学生8人が参加した。市民がボランティアで協力、教職員らから借りた色とりどりの浴衣で着付けを体験した。初めての浴衣にわくわくしながら袖を通し、着替えが終わると、仲間同士で写真を撮り合っていた。
台湾出身の黄意珊(こういさん)さん(23)は「一人では着られず、腰の部分がきつい感じだが、浴衣の色もデザインもすてき」と話していた。ビーチボールを使った“スイカ割り”やスーパーボールすくいをしたりと、日本の夏を満喫していた。