【今日の日本人メジャーリーガー】 菊池雄星が9勝目 大谷翔平、鈴木誠也はともに2安打

日本時間8月3日、エンゼルスの大谷翔平はブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。6回表の第三打席にライト前ヒットを放ち出塁し、続く打者のスリーベースヒットで生還するなど、4打席で2安打3出塁の活躍を見せた。しかしエンゼルスはトレードで加入したルーカス・ジオリトが4回に大量6点を奪われるなど4回途中9失点で降板。強豪・ブレーブスの前に5-12で大敗を喫した。

レッドソックスの吉田正尚はマリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。5回表、2死2、3塁のチャンスでショートへの内野安打で出塁。チームに貴重な3点目をもたらすタイムリーヒットを放った。しかしレッドソックスは救援陣がリードを守りきれず、6回、7回で大量6失点。結局3-6で敗れ、ポストシーズン進出を争うマリナーズに痛い敗戦を喫した。

カブスの鈴木誠也は地区首位のレッズ戦に「7番・右翼」で先発出場。6回裏にリードを2点差に広げるタイムリーヒットを放った。また、大量リードの8回裏には13試合ぶりとなる9号ソロホームラン。チームの勝利に貢献した。カブスは16-6で勝利し、プレーオフ進出圏内まで2.5ゲーム差まで迫った。

ブルージェイズの菊池雄星はオリオールズ戦に先発登板。6イニングを投げて被安打6奪三振3、与四球1という内容で9勝目をマークし、メジャーではキャリア初の二桁勝利まであと1勝と迫った。一方オリオールズの藤浪晋太郎は同点の6回裏、二死1、2塁で救援登板。しかし3四死球の乱調で痛恨の勝ち越し点を与えてしまい、結局0.1イニングで3四死球、失点1(自責点は0)でマウンドを降りた。試合は4-1でブルージェイズが勝利している。

メッツの千賀滉大はロイヤルズ戦に先発登板。11安打を許しながらも6回途中まで3失点と粘ったが、打線の援護が得られずリードを許したままマウンドを降りた。メッツは0-4で敗れた。

カージナルスのラーズ・ヌートバーはツインズ戦に「1番・中堅」で先発出場。初回の第1打席ではライト前ヒットを放ち出塁すると、続く2回の第2打席ではランナーを一塁において右中間への第11号ホームランを放つなど4打数2安打2打点の活躍。カージナルスは7-3で勝利した。

また、レンジャーズ傘下から自由契約となっていた筒香嘉智は日本時間8月2日に米独立リーグアトランティックリーグに所属するスタテンアイランド・フェリーホークスと契約。元DeNAの乙坂智が所属するヨーク・レボリューションとの試合にいきなり「8番・DH」で先発出場し、2安打を放った。さらに日本時間の3日には同じくレボリューションとの試合に「4番・左翼」で先発出場し、5回裏に本塁打を放つなど4打数1安打1打点だった。先日複数のメディアから今季はアメリカでプレーすることが報じられた筒香だが、ふたたびMLBと契約を結べるかに注目だ。

大谷翔平(エンゼルス)
対ブレーブス(●5-12) 「2番・DH」スタメン
試合ハイライトこちら
【第一打席】1回表一死走者なし ライト前ヒット
【第二打席】4回表無死走者なし 空振り三振
【第三打席】6回表無死1塁 ライト前ヒット
【第4打席】8回表無死走者なし 四球
◆今日の成績
【打撃】3打数2安打1四球
大谷翔平のダイジェスト映像こちら
◆今季の成績
【打撃】 打率.307 39本塁打 81打点 13盗塁 出塁率.408 OPS1.084
【投球】 9勝5敗 防御率3.43 120.2イニング 156奪三振 WHIP1.07

吉田正尚(レッドソックス)
対マリナーズ(●3-6) 「3番・DH」スタメン
【第一打席】1回表一死1塁 空振り三振
【第二打席】3回表一死1塁 レフトライナー
【第三打席】5回表二死2、3塁 ショートへのタイムリー内野安打(打点1)
【第四打席】8回表一死走者なし ショートゴロ
◆今日の成績 4打数1安打1打点
吉田正尚のダイジェスト映像こちら
◆今季の成績 打率.305 12本塁打 54打点 8盗塁 出塁率.366 OPS.847

ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
対ツインズ(◯7-3) 「1番・中堅」スタメン
【第一打席】1回裏無死走者なし ライト前ヒット
【第二打席】2回裏一死1塁 右中間への2ランホームラン
【第三打席】3回裏二死1塁 レフトフライ
【第四打席】6回裏一死走者なし センターライナー
◆今日の成績 4打数2安打1本塁打2打点
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◆今季の成績 打率.279 11本塁打 36打点 7盗塁 出塁率.380 OPS.825

鈴木誠也(カブス)
対レッズ(◯16-6) 「7番・右翼」スタメン
試合ハイライトこちら
【第一打席】2回裏無死走者なし サードゴロ
【第二打席】4回裏二死走者なし 見逃し三振
【第三打席】6回裏無死二塁 センター前タイムリーヒット(打点1)
【第四打席】7回裏一死走者なし センターフライ
【第五打席】8回裏一死走者なし センターへのホームラン(打点1)
◆今日の成績 5打数2安打1本塁打2打点
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◆今季の成績 打率.251 9本塁打 37打点 5盗塁 出塁率.331 OPS.723

菊池雄星(ブルージェイズ)
対オリオールズ(◯4-1) 先発 勝利投手
【1回表】ランナーを出すも無失点
【2回表】三者凡退に抑える
【3回表】二死1、2塁のピンチを背負うも無失点
【4回表】三者凡退に抑える
【5回表】二死3塁から同点タイムリーヒットを浴び1失点
【6回表】先頭打者の出塁を許すも無失点
◆今日の成績 6回91球 被安打6 奪三振3 与四球1 失点1
菊池雄星のダイジェスト映像こちら
◆今季の成績 9勝3敗 防御率3.67 115.1イニング 119奪三振 WHIP1.27

藤浪晋太郎(オリオールズ)
対ブルージェイズ(●1-4) 6回裏に救援登板
【6回裏】二死1、2塁から登板するも3四死球と味方エラーで勝ち越しを許す
◆今日の成績 0.1回12球 被安打0 奪三振0 与四球1 失点1(自責点は0)
◆今季の成績 5勝8敗 防御率8.04 56イニング 60奪三振 WHIP1.61

千賀滉大(メッツ)
対ロイヤルズ(●0-4) 先発 敗戦投手
【1回裏】二死2、3塁からツーベースヒットを浴び2失点
【2回裏】先頭打者から3連打を浴び1失点
【3回裏】三者凡退に抑える
【4回裏】先頭打者を出すも無失点
【5回裏】一死からツーベースヒットを浴びるも無失点
【6回裏】二死一塁からヒットを許し降板
◆今日の成績 5.2回99球 被安打11 奪三振6 与四球2 失点3
今季の成績 7勝6敗 防御率3.25 110.2イニング 136奪三振 WHIP1.29

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