岩手銀行、再エネ事業に参入 子会社通じ脱炭素化を促進

 岩手銀行(岩山徹頭取)は子会社の地域商社manorda(マノルダ)いわて(石川恒介代表取締役)を通じて、再生エネルギー事業に参入する。岩手県内自治体の脱炭素や再エネ事業計画の策定などコンサルティング事業で関わり、実績のある企業との仲介役も担う。将来的には地元企業と連携した太陽光発電や供給事業も視野に入れる。

 脱炭素化の取り組みを推進する同行は、マノルダいわてを主体にビジネスとして発展させ、自治体や企業へのコンサル事業を展開する。7月31日に関係当局に事業追加を届け出た。

 自治体などの再エネ関連のマスタープラン策定や企業の脱炭素の取り組みをサポート。同行のネットワークを生かしてノウハウのある企業や先進的な技術を有するスタートアップ(新興)企業とも結びつける。

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