バスケットボールの理想のシュートフォームをデジタル化し、部活動の練習に生かそうという取り組みが静岡・磐田市の中学校で始まりました。
磐田市の竜洋中学校バスケットボール部できのうから始まった実証実験には凸版印刷が開発を進めている「ループトレーニングシステム」が利用されています。このシステムは、生徒たちのシュートフォームをタブレットで撮影し、事前に収録されている「手本となるアスリートの動き」と「自分の動き」を重ねることで、その違いを分析することができます。
(バスケットボール部員)
「シュートフォームを動画を取ることで、客観的に見ることができて、自分の改善点や悪い点がわかった」
(凸版印刷開発メンバー)
「自分で気づくことと周りの人と教え合うことでコミュニケーションが活発になり部活全体が活性化する仕組みにもなった」
この実証実験は、東海エリアでは初めてで8月末まで市内2つの中学校に貸し出され、練習の質の向上につながるかなどを検証します。