宮城県警察学校でオープンキャンパス 受験者数減少に歯止めを

警察官の仕事への理解を深めてもらおうと、警察官採用試験の受験希望者を対象とした宮城県警察学校のオープンキャンパスが開かれました。

2日に名取市の県警察学校で開かれたオープンキャンパスには、採用試験の受験を検討する高校生や社会人など90人が参加しました。

参加者は、初任科生の逮捕術訓練や座学などの授業を見学し、警察学校入校後のイメージを膨らませました。

鑑識の仕事を体験できるブースでは、現役の警察官と交流しながら指紋採取や足跡調査などを体験し、警察官の仕事への理解を深めていました。

参加者「ここでしかできない体験とかがあるのですごくためになったし、警察官になりたいなと、将来の夢がもっと明確になりました」

警察官採用試験の受験者数は、2021年708人、2022年622人と減少傾向が続いていて、宮城県警ではオープンキャンパスを通じて仕事への理解を深めてもらい、受験者数を増やしたい考えです。

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