佐藤玲「インディーズの映画に求められるエンタメ感が詰まった作品」宗野賢一監督によるサイコ・スリラー『Threads of Blue』9月公開

『科捜研の女』、『刑事7人』の宗野賢一監督、佐藤玲主演によるサイコ・スリラー『Threads of Blue』が9月15日より公開されることが決定。併せて、予告編とメインビジュアル、場面写真がお披露目となり、宗野監督と主演の佐藤よりコメントが寄せられた。

ある薄暗いマンションの一室で、燃える車の絵を荒々しく描く謎の白髪の老婆…。ちょうどその頃、山道での交通事故で両親と弟を失うという悪夢から目を覚ましたエン(佐藤玲)は、不吉な予感に襲われる。なぜなら数日後に予定している家族旅行の行き先は避暑地の山であったからだ。エンは父親に旅行をやめさせようと説得を試みるも、聞く耳を持たない。そんな中、同じマンションの住人の百合子さんはエンに、夢で見た交通事故はもうすでに起こった出来事である、と告げる。いったいどういう意味なのか?もしそれが本当だとしたら、今エンの目の前にいる家族はいったい誰なのか?そして不吉な絵を描く老婆の正体は…?

主人公の縁(エン)を演じるのは、蜷川幸雄演出の舞台「日の浦姫物語」でデビューを果たし、映画『沈黙‐サイレンス‐』、『架空OL日記』、『チェリまほ THE MOVIE』、『死刑にいたる病』などで活躍する佐藤玲。縁の母由美役には映画『淵に立つ』、『よこがお』で多数の映画祭で主演女優賞を受賞、今年5月に主演映画『波紋』が全国公開、その唯一無二の存在と圧倒的な演技力で国内外の数々の映画・ドラマに引っ張りだこの筒井真理子。縁の父浩介役には『学校の怪談シリーズ』、『時をかける少女』、『みをつくし料理帖』、『科捜研の女 劇場版』などで優れた演技力と幅広い役柄で知られる野村宏伸。縁の弟晃役をNHK連続テレビ小説「おちょやん」で主人公の弟の幼少期を演じ、今後の活躍が期待される荒田陽向が演じた。他には、映画『ひとつぼっち』で主演を務めた広山詞葉や佐渡山順久が物語の鍵を握る人物として脇を固める。個性豊かな登場人物と緻密に張り巡らされた伏線や謎が見る者を翻弄するサイコ・スリラー映画となっている。

▼スタッフ&キャスト コメント

■宗野賢一(脚本・監督・編集)
ご覧になる前と後とでは、何かしら考え方が変わっているのではないかと思います。人が何かを判断したり行動するときに、をもって“自分の判断”としているのか。そんなところを一度、疑ってみたり、楽しんでいただきたいです。日常生活の視点がちょっと変わるような映画になっていると思います。

■佐藤玲(縁役)
自分が信じていることが、実は記憶の改ざんから導かれていることがあるそうです。ご覧になったあとに、ご自身の頭の中の整理をしたり、人の主観について考えてみていただきたいです。表現が正しいかはわからないですが、インディーズの映画に求められるエンタメ感が詰まった作品に仕上がっていると思います。

『Threads of Blue』
2023年9月15日(金)より、池袋シネマ・ロサ、9月23日(土)より、大阪・シアターセブンにて公開
脚本・監督・編集:宗野賢一
出演:佐藤玲
配給:シネメディア

【ストーリー】 ある薄暗いマンションの一室で、燃える車の絵を荒々しく描く謎の白髪の老婆…。ちょうどその頃、山道での交通事故で両親と弟を失うという悪夢から目を覚ましたエン(佐藤玲)は、不吉な予感に襲われる。なぜなら数日後に予定している家族旅行の行き先は避暑地の山であったからだ。エンは父親に旅行をやめさせようと説得を試みるも、聞く耳を持たない。そんな中、同じマンションの住人の百合子さんはエンに、夢で見た交通事故はもうすでに起こった出来事である、と告げる。いったいどういう意味なのか?もしそれが本当だとしたら、今エンの目の前にいる家族はいったい誰なのか?そして不吉な絵を描く老婆の正体は…?

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