ホンダ、新型「N―BOX」発表 アクセル踏み間違え抑制

ホンダが今秋発売する新型「N―BOX」

 ホンダは3日、全面改良した軽自動車の新型「N―BOX(エヌボックス)」を今秋発売すると発表した。従来より死角を減らして運転しやすくしたほか、アクセルの踏み間違えを検知して加速を抑制する機能などを追加した。先行予約を7日に開始する。価格や発売日は今後公表する。

 障害物を検知してブレーキが作動する安全機能が、通常の走行時に加えて時速約2~10キロの低速で作動するようになる。駐車時などの事故減少につなげるため、後退時にも対応した。

 N―BOXは2011年に発売され、今回で3代目。室内空間の広さなどが人気で、17~20年、22年に車名別の国内新車販売台数で首位だった。

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