カツオの水揚げ既に前年1.5倍 27年連続日本一に期待高まる 宮城・気仙沼市

宮城県気仙沼市ではカツオが豊漁で、今シーズンの水揚げが既に前年1年分の1.5倍になっています。生鮮カツオの水揚げ27年連続日本一に向け、関係者の期待は高まっています。

気仙沼漁協によりますと、2日までの生鮮カツオの水揚げ量は1万2264トンで、既に前年1年間の水揚げ8379トンの1.5倍になっています。

第五清龍丸浅野賢吾船頭「各船いいと思いますよ。みんなが笑顔になれる、そんなカツオがいるから良いんじゃないですかね」

前年の水揚げ量を超えたのは初水揚げから約70日後の7月25日で、その後も好調な水揚げが続いています。

気仙沼漁協臼井靖参事「ビンチョウマグロも豊漁に恵まれて良いスタートを切って、そのままカツオに切り替わっても順調に推移してますので、27年連続日本一に向けてこのまま豊漁が続いてほしい」

このところの取引価格は1キロ当たり280円前後で、豊漁だった2021年のように安値になることもなく順調ということです。

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