暑さで献血者が減少 ファミリーマートが宮城・名取市の店舗で献血バスを受け入れ

連日の厳しい暑さで献血をする人が減少する中、コンビニ大手のファミリーマートが宮城県名取市の店舗で献血バスを受け入れ、利用客らに協力を呼び掛けました。

ファミリーマート名取美田園二丁目店では3日、午前10時から午後4時半まで献血バスを受け入れ、買い物客らに協力を呼び掛けました。

宮城県赤十字血液センターによりますと、夏休みに入り学校などで献血の呼び掛けができないことに加え、連日の暑さで献血に訪れる人も減っていて宮城県では6月、目標数に対して145人分達しなかったということです。

ファミリーマートでは2022年から東北の店舗を中心に献血バスを受け入れていて、宮城県の店舗で行われるのは初めてです。

「こうやってたまに来てくれると、やってみようかなって気軽に挑めるからいいですよね」「近くだったので来てみた。誰でも来れるからコンビニはいいんじゃないですか」

県赤十字血液センター新田光さん「気軽に来ていただけるところがメリットかなと思ってます。輸血を必要としている患者さんがいる限り献血は止めることができませんので、1人でも多くの方々に定期的かつ継続的に献血にご協力いただきたい」

ファミリーマートでは、11月に大崎市古川の店舗で献血バスを受け入れる予定です。

© 株式会社東日本放送