サポートが必要な人とサポートができる人をつなぐアプリ 導入進める宮城県が体験会

スマートフォンを使い、手助けを必要としている人と手助けができる人をつなげるアプリの体験会が仙台市で開かれました。

May ii(メイアイ)は大日本印刷が開発し、2022年から宮城県が導入を進めています。

目や耳が不自由な人が買い物をする場面を想定し、体験会が行われました。

困っている内容を投稿すると、周囲1キロ以内にいる人がその投稿を見て手助けに駆け付けます。

「時計店まで行きたかったので、案内をお願いしたい。誘導ガイドをお願いできますか?」

「大丈夫ですよ」

道に迷った、車いすでスロープが登れないなど、困ったことがあれば障害の有無にかかわらず利用できます。

サポートをした学生は、アプリでやり取りできるため、サポートしやすかった、サポートを受けた人は、買い物がしやすかったと話していました。

サポートを受けた女性「アプリを使っての買い物ということで、学生さんにサポートを受けながら買い物できてとっても楽しかったです」

宮城県ではアプリの認知度向上などを目指し、今後も体験会などを開いていくことにしています。

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