オランダ1部のフェイエノールトは3日、セルクル・ブルッヘに所属するFW上田綺世を獲得したことを発表した。
フェイエノールトには過去、小野伸二、宮市亮が在籍しており、上田が3人目の日本人選手となる。
フェイエノールトは発表に際し、公式SNSに小野伸二からのメッセージ映像を投稿した。
小野伸二
「フェイエノールトというオランダで素晴らしい歴史を持つ大きなクラブでプレーすることになりましたね。
僕は魔法のような瞬間を経験しました。ロッテルダムで2002年のUEFAカップに勝利し、デ・カウプは素晴らしいスタジアムで、僕はそこで優秀な選手たちとプレーしました。
サポーターは僕に感謝し、尊敬の念を示してくれました。僕は永遠に彼らの心に刻まれました。
もし君がクラブに全てを捧げたら、 クラブも君を受け入れ、無条件で応援してくれます。
今こそ君がフェイエノールトのユニフォームを着て、 人々の自慢の種になる時です。綺世、ロッテルダムで新しい歴史を作るんだ。
フェイエノールトへようこそ。そしてがんばれ」
上田を歓迎する言葉と共に「綺世、ロッテルダムで新しい歴史を作るんだ」とエールを送っていた小野。最後に登場した上田は「記憶に残す」という言葉を記した写真を手にしていた。
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昨シーズン王者のフェイエノールトは今週末にPSVとスーパーカップを戦い、13日に新シーズンの開幕戦を迎える。