古川飛行士、出発は25日に 打ち上げ設備準備に時間

古川聡飛行士

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は3日、古川聡飛行士(59)ら4人の国際宇宙ステーション(ISS)への出発日を遅らせ、日本時間25日午後4時49分(米東部時間・同日午前3時49分)とした。フロリダ州ケネディ宇宙センターにあるロケット打ち上げ設備の準備に時間がかかるためとしている。

 4人はスペースXの宇宙船クルードラゴンに乗り込み、ファルコン9ロケットで打ち上げられる。25日に出発した場合、ISSへの到着は約23時間後になる見通し。26、27日を打ち上げの予備日とした。

 古川さんがISSに滞在するのは2011年以来2回目で、期間は半年ほどを予定している。

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