山形大入試ミス、学長改めて陳謝 「受験生望む形に」

山形大小白川キャンパス(資料写真)

 山形大学長定例記者会見が3日、山形市の小白川キャンパスで開かれ、入試ミスで5人が追加合格となったことについて、玉手英利学長が「受験生、関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする」と改めて陳謝した。

 5人とは連絡が取れ、自宅を訪ねて謝罪できた人もいるという。中には入学の意向を示している人もいるとし、玉手学長は「受験生が一番望む形にしていきたい」と述べた。ミスを検証する委員会のメンバーは決定しており、対応を急ぐとした。

 ミスは7月に入ってから、2月の一般入試前期日程で実施した化学と物理の解答例に誤りがあったことが判明。工学部では採点ミスも明らかになった。合否判定をやり直し、医学部と工学部の計5人が追加合格となった。

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