ショットに首を傾げ… 松山英樹は3バーディにとどまり「71」

松山英樹は初日「71」で92位と出遅れた(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国男子◇ウィンダム選手権 初日(3日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7131yd(パー70)

松山英樹は3バーディ、4ボギー「71」で回り、1オーバー92位発進とした。雨の中、午後1時にスタートした初日はショットメーカーらしくない展開が続いた。

2番でフェアウェイからの2打目を3m弱につけてバーディを先行させたが、4番ではピン右に着弾した2打目が傾斜で転がりバーディパットは12m。ファーストパットで1mに寄せたが、パーパットはカップに蹴られた。

続く5番(パー5)はこの日で初めて振った1Wショットを右に曲げ、2打目は出すだけ。4オン2パットで連続ボギーとした。1オーバーで入った後半、3つ目のボギーをたたいた11番は、フェアウェイからの2打目がグリーンをショート。パーオンを外したのはこの日3度目だった。12番(パー3)では、フィニッシュをとったまま見送ったティショットがグリーン右奥に着弾。11mのバーディパットを残した一打に首を傾げた。

ラウンド中何度もスイングを確かめる(撮影/田辺安啓(JJ))

後半で7度握った1Wは6ホールでフェアウェイを捉えたが、最終18番はフェアウェイからの2打目をグリーン右サイドに外し、ダフらせた3打目は乗らずにカラー。4オン1パットのボギーで終えた。

パッティングも苦戦(撮影/田辺安啓(JJ))

グリーン上でも不満が残る。序盤は3m前後のチャンスを外して肩を落とし、15番(パー5)も6m弱のイーグルパットがカップの右を抜けた。この日のパット数は「34」で全体148位と課題を残す。

過去5大会のうち、4大会で優勝スコアが通算20アンダーを超える本大会。2日目は午前7時45分にスタート。巻き返しを図る。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/谷口愛純)

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