打撃復調で1軍初昇格か?適時二塁打で13試合ぶりに打点の森下翔太に負けられない岡田監督も注目の大山悠輔の座狙う阪神2軍に潜む強打者とは!?

高浜祐仁がタイムリーツーベースヒットで13試合ぶりに打点

8月3日、バンテリンドームで行われたウエスタン・リーグの中日ドラゴンズ戦に、「9番・一塁」で先発出場した高浜祐仁は、3打数2安打1打点。タイムリーツーベースヒットを放ち、13試合ぶりの打点を稼ぐなど、今シーズン3度目のマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。

4回、ノーアウト2、3塁のチャンスの場面で打席に立った高浜祐仁は、中日ドラゴンズ先発の垣越建伸の3球目100kmカーブを捉え、レフトフェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち、6月21日のオリックスバファローズ戦で3号ソロホームランを放って以来、13試合ぶりの打点を挙げた。

さらに、6回ノーアウト1塁の場面で打席に立つと、中日ドラゴンズ3番手・松木平優太の5球目121kmスライダーをセンターへ運び、ノーアウト1、2塁のチャンスを演出。しかし、後続が倒れ、追加点は奪えなかった。

高浜祐仁は、2014年ドラフト7位で日本ハムファイターズに入団。ファームで経験を積み、1年目から1軍出場を果たすも、2020年は育成契約となり、7月に支配下復帰を果たしていた。2021年に107試合に出場し、打率.262、8本塁打、43打点と右でパンチ力を発揮し、飛躍を遂げた。2022年オフに斎藤友貴哉、江越大賀と、渡辺諒、高浜祐仁による2対2のトレードが成立し、阪神タイガースへ移籍していた。

今シーズンは、なかなか打撃の調子が上がず、打率1割を切っていたが、4月23日の中日ドラゴンズ戦から8試合連続安打を記録するなど、打撃の調子を上げ6月にはホームラン2本を放つなど打撃好調を維持していたが、7月は再び打撃の調子を落としていた。

再び打撃の調子を上げ、森下翔太に負けじと、結果を残し、高浜祐仁には、1軍初昇格を掴んでもらいたい。

高浜祐仁の本職一塁に大きな壁として立ちはだかる大山悠輔の座を奪うべく2軍で虎視眈々と結果を積み上げる高浜祐仁が、移籍後1軍初昇格を果たし、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。

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