夏休みの子ども、僧侶に 京都・東本願寺で得度式

京都・東本願寺で、僧侶になるための儀式「得度式」に向かう子どもたち=4日午前

 真宗大谷派本山の東本願寺(京都市下京区)で4日、僧侶になるための儀式「得度式」が開かれた。全国から集まった小学生らが大人に交じり参加。

 午前8時半ごろ、白い装束に身を包んだ子どもらは、数珠を手に、期待と緊張の入り交じった表情で式に向かった。

 大谷派では、浄土真宗の宗祖親鸞が9歳で得度したことに倣い、男女とも満9歳から儀式を受けることができる。

 得度式は通年で執り行っている。夏休み中の子どもが多く参加する8月は、この日を含めて2回行う。

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