スズキの小型トールワゴン「ソリオ・バンディット」のキャディバッグ積載量を調査。ベストセラーの軽トールワゴン「ワゴンR」をベースにボディサイズを拡大した普通車として、1997年に「ワゴンRワイド」が登場。2005年からは独自の車名「ソリオ」となり、3代目からは小型乗用規格で専用開発されたプラットフォームを初めて導入した。2020年にデビューした現行モデルは全長を80mm拡大し、居住性が大幅に向上。1.2リッター直列4気筒ガソリンに加えて、このエンジンをベースとしたマイルドハイブリッドとハイブリッドをラインアップ。「バンディット」は、より迫力を増した専用の内外装仕上げだ。
【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用
ラゲッジルームはどんな感じ？
垂直に切り立ったハッチゲートはバンパーレベルで大きく開閉。開口部はスクエアで、フロア高も低く抑えられている。フロア幅は1020mm、フロア長は5名乗車時でも550mmと、コンパクトなボディサイズながら広々とした空間を実現。スライド式のリアシートを最前にすると奥行きは715mmまで拡大する。5:5分割可倒式シートを採用し、リアシートを畳めばフロア長は1390mmにもなる。サスペンションの張り出しは小さめで、室内幅いっぱいを荷室として活用可能だ。フロア下にはサブトランクが用意されており、カバーを取りはずことで、背の高い荷物にも対応できる。
スズキ「ソリオバンディット」のゴルフバッグ積載量を調査
そのままの状態ではキャディバッグを搭載できないため、リアシートを倒した状態で1個目を縦に搭載。
2個目は1個目の横に並べて搭載。
3個目は1個と2個目の上に搭載。箱型のボディは3個を搭載した状態でも、後方視界は確保されている。
調査結果
通常状態だと、非常にコンパクトなラゲッジスペースのため、5:5分割可倒式リアシートを畳んで搭載。3名乗車であれば、3個のツアーバッグを問題なく積み込むことができる。さらに、ボストンバッグを余裕をもって搭載できるスペースも残した。
車両スペック
ソリオバンディット（2WD・CVT） 車両本体価格：212.52万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜3,790×1,645×1,745
ホイールベース(mm)｜2,480
車両重量(kg)｜1,000
エンジン｜直列4気筒
排気量(cc)｜1.242
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜67〈91〉/6,000
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜118〈12.0〉/4,400
モーター｜直流同期電動機
モーター最高出力(kW/rpm)｜2.3(3.1PS)/1,000
モーター最大トルク(N･m/rpm)｜50〈5.1kgf･m〉/100
調査に使用したキャディバッグ
ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型｜9.5型
対応長さ｜47インチ
口枠｜6分割
セパレート｜3分割
タイプ｜カート
素材｜（本体）合成皮革 （口枠）ポリエステルメッシュ
重さ｜4.5kg
