自転車の安全運転 小学生競う 西海市立大崎小が団体・個人ともに優勝 9日全国大会へ

真剣な表情で実技テストに挑む参加者=長崎市、県立総合体育館

 小学生が自転車の安全運転の知識と技術を競う第45回交通安全子供自転車県大会が1日、長崎市油木町の県立総合体育館で4年ぶりにあった。団体の部は西海市立大崎小が優勝、個人の部は同校6年の園川梨織さん(11)が制した。
 交通安全の知識を身に付け、事故を未然に防ごうと、県警と県交通安全協会が実施。小学校単位の10チーム計39人が参加し、安全運転に関する学科テストと、ルールを守り規定コースを走る実技テストの総合点で団体、個人の順位を決めた。
 団体、個人いずれも優勝した園川さんは5月から練習を開始。「実技のコースは難しかった。全国でも良い結果を残せるように頑張りたい」と話した。全国大会は9日、東京で開かれる。

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