フェイエノールト入りした日本代表FW上田綺世がクラブメディアのインタビューに応じた。
上田は昨夏に鹿島アントラーズからセルクル・ブルージュに移籍し、公式戦42試合で23得点をマーク。ジュピラー・プロ・リーグでは全体2位の22ゴールを決め、欧州挑戦1年目から堂々たる結果を残した。
そうした活躍から今夏の去就が注目されるなか、エールディビジ王者のフェイエノールトが射止めた格好に。移籍金額はボーナス125万ユーロを含むと、総額1025万ユーロ(約15億9000万円)といわれる。
24歳のストライカーはフェイエノールト加入後の1stインタビューで新たなチャレンジに「とてもワクワクしています」と率直な心境を口にすると、フェイエノールト行きの決め手を明かした。
「チャンピオンズリーグ(CL)でプレーしたいっていうのと、小野伸二選手や宮市(亮)選手がプレーしていたのもあって、僕もプレーしたいと思いました」
また、「小野伸二選手のプレーは小さい頃に観ていましたし、熱狂的なファンがいるのも知っています。みなさんの前でプレーするのが楽しみです」とファンの前でのプレーを心待ちにし、さらなる成長を誓った。
「ホームではほぼ満員になると聞いたので、その前で点を獲るのを楽しみにしています。僕自身もこのクラブで良いシーズン、良いキャリアを送って成長したいです」
なお、フェイエノールトとの契約は2028年までの5年で、背番号はクラブからの期待も感じる「9」。オランダの地でさらなる飛躍なるか。