リゾ、セクハラ疑惑に対し“虚偽の主張”や“センセーショナルな話”と反論

セクシャル・ハラスメントや体形をけなされたと主張する3人のツアー・ダンサーからの訴訟に対し、“虚偽の主張”と“センセーショナルな話”とする初の回答をリゾが発表した。

現地時間2023年8月3日午前にリゾは自身のTwitterに声明を投稿し、自身や会社が宗教的・人種的差別を含む敵対的な職場環境を作り出したという訴訟内容について、「信じられないような話であり、無視するにはあまりに常軌を逸しています」と述べ、「私は、ここ数日の間人々やメディアが描いているような悪役ではありません。私は自分のセクシュアリティや自分を表現することについてとてもオープンですが、そのオープンさを利用して人々が私を私ではない何かに仕立て上げることは受け入れられませんし、許すこともできません」と続けている。

リゾが特に注目したのは、自身がダンサーの体重増加に“人の関心を向けさせた”という訴訟での主張だ。これはボディ・ポジティビティをパーソナル・ブランドの中心に据えているアーティストに対する、特に荷の重い申し立てだ。

声明で彼女は、「世の女性として尊重されるべきであるということほど、私が真剣に考えていることはありません。日常的に体型を侮辱されることがどんな気持ちか知っていますし、体重を理由に従業員を批判したり解雇したりすることは絶対にありません」と書いている。

リゾは訴訟の個々の告発には触れなかったが、それらが“ツアー中の行動が不適切でプロらしくないと言われたことを既に公に認めている元従業員からのセンセーショナルな話”だと述べた。そして、“倫理観、モラル、尊敬の念”に対する攻撃と呼ぶものに対して、彼女は広く自分自身を弁護した。

リゾは、「アーティストとして、私はいつも自分のすることにとても情熱を持ってきました。結局のところ、私は自分とファンを代表する最高のアートを世に送り出したいだけですから、自分の音楽やパフォーマンスをとても真剣に受け止めています。情熱には努力と高い基準が伴います。時には難しい決断を下さなければならないこともありますが、誰かを不快にさせたり、チームの重要な一員として評価されていないと思わせたりすることは決して意図していません」と述べている。

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