松山大学の学生が、愛媛県内の酒造会社や農業団体と共同で県産のかんきつを使ったお酒を開発し、お披露目しました。
松山大学の学生や桜うづまき酒造などが開発したお酒、その名も「推し柑」です。
7月27日のお披露目式では、開発メンバーが商品の魅力をPRしました。
日本酒のにごり酒に県産のイヨカンと河内晩柑のジュースをブレンドした「推し柑」は、“若者の酒離れ”に歯止めをかけたいと今年3月から開発を始め、味見を繰り返しながら理想の味を実現したということです。
また、ジュースの原料は農業団体「きりぬき」が生産者から仕入れた「規格外」のかんきつで、食品ロスの削減にも一役買っています。
そのお味は…
(近藤雅之アナウンサー)
「かんきつの甘みが最初にガツンと来るんですが、後味はとてもすっきりしています。かんきつの爽やかな香りの奥に日本酒の深みを感じます。とてもすっきりとしているので、すごく飲みやすいです」
(松山大学4年・西村和真さん)
「いかに飲みやすく、さらに美味しいと思ってもらえるかというところで、ジュースのような美味しさだがアルコールもしっかり強く残っているものを意識して作った」
この「推し柑」は、300ミリリットル瓶800本限定で、松山市内の土産物店や百貨店などで取り扱っています。