7月は雨が少なく非常に暑い1カ月

天文台によれば、今年7月は気温が高く雨が少なく非常に暑い1カ月だったという。8月2日付政府公報によると、7月の平均最低気温は平年より1・1度高い28度、平均気温は平年より1・2度高い30・1度で、平均最高気温は平年より1・4度高い33度に達した。最低気温、平均気温、最高気温の平均値はいずれも7月としては観測史上3番目に高かった。中でも7月26・27日は台風5号(英名・トスクリ)周囲の気流の影響からよく晴れて気温が上がり猛暑日となった。特に7月27日午後は天文台本部の観測地点の気温が同月最高の36・1度まで上昇し、7月の史上最高気温の記録に並んだ。7月27日の天文台での平均気温32・2度も7月としては史上最高だという。一方、雨が平年の半分くらい少ないことも分かった。7月の総雨量は平年は385・8ミリメートルだが、今年はその45%にあたる175・2ミリメートルにとどまった。

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