【今日の日本人メジャーリーガー】大谷40号 緊急降板も打者として気を吐く エンゼルスはまさかの逆転負け

エンゼルスの大谷翔平はマリナーズ戦に「2番・投手」で先発出場。打っては初回の第一打席でライト前ヒットを放って出塁。4回の第二打席では四球を選んだ。また、投げては4回まで被安打3、奪三振4、与四球1で無失点に抑えるが、右手と指の痙攣を訴え突如降板した。

しかしこの後も攻撃面ではDHとしてそのまま残り、6回裏には二死走者なしの場面で四球を選ぶと、盗塁を決め、クロンのセンター前ヒットで同点のホームを踏んだ。さらに8回の第4打席では、本塁打王独走となる40号本塁打で3-1とする。これで試合は決まったかと思われたが、エンゼルスは9回に絶対的クローザーのエステベスがまさかの満塁ホームランを被弾。プレーオフ進出を争うマリナーズに対し、3-5で痛恨の逆転負けを喫した。

カブスの鈴木誠也はレッズ戦で出場なし。この日、レッズの先発は右腕のウィーバー。カブスが両打ちの内野手・キャンデラリオを獲得したことで、鈴木は対右投手時の起用序列が下がった可能性がある。今後は相手先発投手が左投手の時のみに起用が限定されるかもしれない。カブスは5-3でレッズに勝利した。

藤浪晋太郎が所属するオリオールズはトレードで加入したフラハティがブルージェイズ戦に移籍後初先発。6回8奪三振2四球1失点の好投を見せた。オリオールズは6-1で快勝し、地区首位固めを進めている。藤浪は出番がなかった。

大谷翔平(エンゼルス)
対マリナーズ(●3-5)「2番・投手」 スタメン
試合ハイライトこちら
打者
【第一打席】 1回裏一死走者なし ライト前ヒット
【第二打席】 4回裏一死走者なし 四球
【第三打席】 6回裏一死走者なし 四球
【第四打席】 8回裏一死走者なし 右中間への40号本塁打(映像こちら
投手
【1回表】 無死1、3塁のピンチを背負うも後続を打ち取り無失点
【2回表】 ランナーを出すも無失点
【3回表】 ランナーを出すも無失点
【4回表】 ランナーを出すも無失点
◆今日の成績
【打撃】2打数2安打(1本塁打)2四球2打点
大谷翔平のバッティングダイジェスト映像こちら
【投球】4回59球 被安打3 奪三振4 与四球1 無失点
◆今季の成績
【打撃】 打率.310 40本塁打 82打点 14盗塁 出塁率.413 OPS1.098
【投球】 9勝5敗 防御率3.32 124.2イニング 160奪三振 WHIP1.07

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