補強順調のインテル、注目株サマルジッチ獲得も確実に! 若手ファビアンを譲渡も買い戻しOP設定に成功

サマルジッチ(左)獲得のためにファビアン(右)を譲渡へ。それでも買い戻しOPの設定に成功[写真:Getty Images]

インテルは下部組織出身の若手MFをウディネーゼへ譲渡する見通しだが、買い戻しオプションの設定にも成功したようだ。

今夏の補強が順調なインテル。元カメルーン代表GKアンドレ・オナナに代わる新たな守護神の到着がまだだが、前線にボルシアMGからフランス代表FWマルクス・テュラム(25)、中盤にはイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)を獲得と中・長期的にチームの根幹を担える実力者の確保に成功している。

また、インテリスタ心理はともかくユベントスを退団したコロンビア代表MFフアン・クアドラード(35)もフリー移籍で獲得とバックアッパー確保にも余念なし。さらに、ここ最近はウディネーゼからセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)の獲得も確実になっていると報じられている。

ナポリ、ミラン、ユベントスも獲得を目指していた注目株サマルジッチを見事に吊り上げた格好だが、同時に下部組織出身のU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(20)をウディネーゼへ譲渡することも確実と言われている。

それでも、イタリア『カルチョメルカート』によると、インテルは次世代のイタリア代表を担う逸材の1人と期待されるファビアンについて、買い戻しオプションをつけることに成功したという。

サマルジッチを移籍金総額2500万ユーロ(約38億9000万円)で獲得する一方、ファビアンの買い戻しオプションは2024年夏までの行使なら1300万ユーロ(約20億2000万円)、2025年夏は1500万ユーロ(約23億4000万円)になるとのことだ。

インテルは3日、ファビアンの代理人と今後について最終協議。数日以内には交渉全体がまとまり、サマルジッチの獲得、ファビアンの移籍が発表される見通しとなっているようだ。

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